巴里夫先生




「いそじましげじ」というペンネームでもたくさんの貸本作品を発表されています。 主人公は多くは女の子で明朗、活発。 代表作は「ごきげんシリーズ」など多数。 コレクターやファンが多くオークションなどでも高値を呼んでいます。 風かをるも「剛夕作品」だけではなく巴先生の作品を貸本屋さんで何冊も借りて読みました。 友情の大切さ、少々の困難には負けないバイタリティーを教えてもらったような気がします。  巴先生が少女雑誌に初めて発表された作品は1965年「りぼん」の『さよなら三角」。 1969年が風かをるの別冊マーガレットデビュー(鈴木房子)です。 それから1980年、風かをるとして引退するまで約10年ほど、漫画家時代が重なっています。  大変気さくな漫画のようにエネルギッシュな先生でした。
(2016年7月1日・逝去)


巴里夫先生 サイン&イラスト