別冊少女フレンド時代

 1974年7月号掲載

最近、妹が運転免許をとりに、教習所へかよっているのであります。 わたくしめは・・・・・自転車にも乗れないというのに。 クソッ!でも、いいではないか、かをるちゃ
ん。 神様がくれた二本の足がある! 世の悩み多き乙女たちよ、ぜひとも来月号の「おへそはタブー!」を読むのだ。 世の中きっとバラ色に輝いて見えるわよ。

この作品「おへそはタブー」は丸ごとUPしています。



風かをるは26歳のときに自転車に乗れるようになりました^^ そして運転免許をとったのは42歳のときです。 もちろん免許証はゴールド! なんたってペーパードライバーですから。(爆)
1974年8月号掲載 



「涙はラケットでふけ!」に続く原作付の作品でした。 マーガレット時代に、絵物語の原作に挿絵をつけたことはありますが、純粋な原作付は後にも先にもこの2本だけ!


どうしても自分とは話の運びのリズムが違うような気がして苦労をした記憶があります。 終いには原作の香りがどっかへ飛んじゃったりして・・・汗。 原作の先生、やな漫画家だと思ったかも。



 1974年8月号掲載

題して、衝撃の告白特集!
1、超ウルトラのオンチなの、わたし。 でもそんなこと気にしないわ。 だって、わたしにはとってもすてきなかれができたんですものン!
(あの、おのろけをきいたんじゃないのですが。)
2、星が降るような夜でした。祭りの雑踏をのがれ、二人きりになったわたしたち・・・。 いま、鮮烈によみがえるあの感触。 レモンというよりはイチゴの味。 唇に冷たく、頭はジ〜ンとして思わず一粒の涙が・・・。 ああ、今も思い出す幼馴染のマアちゃんと生まれて初めて食べたあの5円の氷イチゴの味・・・。 ヒッヒッ。おどろいたか〜〜。
(驚きました。5円の氷イチゴを食べていた時代の人なのね先生は!)

1、誰にも明かせぬコンプレックスは  2、思い出の初体験は?

1974年10月号掲載 

ハーイ、結婚シーズンでございます。 兄貴につづきましてこのたび妹めもかたづくことになりました。 やっと一人になれてせいせいしております。 新調した着物を着れるのがたのしみ(とかなんとかいっておりますが、ほんとは妹に先をこされて、少々ふてくされぎみなの)です。 でもいいこともあるのです。 ジャーン! 9月10日にわたくしのKCフレンド「平均台のビーナス」が発売されたのです。 即、買って読むべし。 そして来月号の「君の微笑みかきねの向こう」もよろしくね。

風かをるのたった1冊の単行本が発売されたときのカットです。 おかげさまで17刷(確認できている版)まで増刷されました。 当時の少女コミックとしてはまあまあの売れ行きだったようです。(自画自賛)

   1974年11月号掲載

両親は仕事の関係で北海道。 兄妹3人で同居していて兄貴が結婚、そして妹も・・・。 しかし、同居中は学生時代から風かをるが炊事・洗濯・掃除と、家事全般を担っていたはず・・・これまた編集の陰謀だ〜! と、思っているのは風かをるだけ?



さて、ラブリーフレンド「ゆりっぺ恋歌」に続いて2度目の巻頭「ヒミコよ日実子」ですが、どうも長編は苦手です。 30ページ前後で起承転結をつけるのが性に合っているのかも。 今、読み直してもドラマティックじゃないし、無駄なページが多いし、感情表現が今一つ、いや、今二つ足りないなと思います。(汗)
1974年11月号掲載 

◇漫画家らくがき特集◇
題して「真夜中おふとんの中で・・・!?」

あねさまのおっしゃるとおり他の漫画家センセとは、ちと変わっているコメントかも・・・しかし、当の風かをるはこのコメントにまるっきし覚えがない!!カット描いた事も忘れているし・・・このカットは手元に無いんですよね・・・・

ところでこの人、誰だっけ???


 1974年12月号掲載

「わたしならこのスターを!〜人気まんが家が投票したスターは!?」

実は風かをるはもうひとつ前の元祖御三家のファンでして、編集担当の方からアイドルスターの名前を何人かあげられてこの中で選んで欲しいと言われて五郎ちゃんになっちゃったんですよね。 もちろんどちらかと言われれば好きです。 演歌を歌っていてくれればもっと好きだったかも。(笑)

でもっていつ掲載されたカットか不明なのですが、下、右のカット(原画)では三善英史君を好きってことになってるんですよね。(汗)


原画カット右の説明文↓

三善英史君 いいですねえ、女性みたいにきれいな声。 それにさ、よわよわしくって こわれそうで母性本能刺激されちゃうのよね。 歌、聞くたびにしびれちゃう。 え? 彼氏に似てんだろうって? ザーンネンデシタ 正反対よン。

1974年12月号掲載 


江戸っ子だってねェ。 スシ食いねェ・・・なあんちゃって。 わたしのそだちは下町。  ごみごみしていて、口がわるくて、知らない人がきいたらまるでけんかしてるみたいだけど、人情が厚くて、とってもいいところよ。 次号の「ドレスを召しませは、そんな下町を背景に、底抜けに明るくて、ちょっぴりいせいのいい女の子が巻き起こすわらいと涙の物語です。 下町っ子のかをるちゃんならではの人情編。 お楽しみにおまちください!



チャキチャキの江戸っ子、といいたいとこだけどPart1で紹介したように、生まれは静岡。 でも、二つのときから東京は深川育ちだからまけといて! 深川の夏祭りはお神輿に水をまく、水掛祭り! 「水まいておくれ!」、「塩まいておくれ!」、「ワッショイ!、ワッショイ!」ってやつ・・・ 後年、鳥越のお祭りで、お神輿の提灯に灯がともる、水っけのないお祭り見たときはびっくりしたな〜!

この作品「ドレスを召しませ」は丸ごとUPしています。