☆;:*:;☆;:*:;☆風かをるお料理教室☆;:*:;☆;:*:;☆
今日のお献立は「お・は・ぎ」♪
【材料:もちろん小豆(小粒で色の濃いものがいい、豆がひどく欠けているものはパス)砂糖好み、塩少々】
大き目のお鍋にザット水洗いをした小豆をたっぷりのお湯(水から煮る)で煮る。(小豆は一晩水につける/水戻し)必要はなし。 このときひと煮立ちしたらお湯を捨てる(小豆を捨てないようにザルを使ってネ♪) この、ひと煮立ちの時にそばに居ないと煮すぎて小豆のきれいな色がすっ飛んでしまうので要注意!(灰汁をとる作業)新しい水を鍋に入れて小豆を煮る。
一度煮汁を捨てても灰汁はたくさん出るのでそのつどすくって捨てる。 これからはお豆との根比べ、お豆がしっかりと煮える前にお砂糖を入れると皮が硬くなってバツ! あ、風かをるのおはぎはコシアンではないので念のため。 お豆が柔らかくなるまでは意外とアバウトで大丈夫♪ 自慢じゃないが煮汁がなくなる寸前まで鍋から離れて焦げ付かせそうになったこともある。 途中で用事ができるとそのまま火を止めて、また続けても平気!
大体朝から煮はじめて何だかんだと柔らかくなるのは夕方近く。 もちろんいろんな用事で中抜けで。 お豆の皮をつまんで柔らかくなったらお砂糖の出番。 塩をひとつまみいれるとお砂糖の味が引き立つ。 お砂糖はゆめゆめ一度に入れるなかれ! 少し入れては又煮るを何度か繰り返す。 (お砂糖を入れるとお豆が引き締まって色まで濃くなるから不思議!) だんだん煮汁が少なくなってきたところで最後の甘味の調整、このとき自分の好みにするのだが、熱いといくらか甘味が濃く感じるので注意。(冷めると甘味が落ち着いてしまう。)よし!これだ!という甘さが決まったら最後は煮汁がなくなるまでことこと、じっくりと水分を飛ばす。
この辺りではしゃもじでかき回していないと焦げ付くので注意。 ここもお鍋から離れず見守る時間。 やがてしゃもじを動かすとお鍋の底が見えてくる。 つまりはアンコらしくなってくる。 最後はどの辺りまで水分を飛ばすかだがこれは勘ですな・・・あまり柔らかいとどろどろでオハギが丸くなってくれない。 かといって煮詰めすぎるとアンコ玉になってしまう。 かき回してからアンコを平らにしてしばらくすると下からプスっと空気が抜けて穴が開くようになる。
まあ、適当にしゃもじが動いて、照りがでてきたらよしとしよう。 ここで大体午後10時ごろになる。 そこで厚めの濡れブキンをかけてふたをすこしずらしておく。 翌朝にはアンが冷えて黒光りするアンコができるという寸法だ。 ひたすら時間がかかるというだけで、何のコツも無いわけである。 でも絶対に美味しい!
アンコがキライで市販のアンは食べない末娘が美味しいといって食べるくらいなのだ♪ どうぞ試してくだされ! 半日つぶしても価値あるオハギができます! 本日のお料理教室、お・し・ま・い |