1994


No.28 年賀状 1994年1月

毎日一首ずつ約四ヶ月ほどかけて百人一首を覚えた子ども達。
小学校2年生だった末娘までがしっかりと源平ができるようになったのには驚きました!

それはさておき、とうとう原紙、及び謄写版がぶっ壊れました。
中途半端な線描きの賀状になったのはそのためです。
小野小町のステンシルなんぞ作りまして、結構手間隙のかかった賀状になりました。
そのわりにはさえなくて、ムムッ・・・な年賀状の一枚です。

はてさて、暑中見舞いからどうしようか、頭の痛いことでした。


2002/02/11:記


No.29 残暑見舞い 1994年8月

そこで思いついたのが何のことはありません。
昔とった何とやら、ケント紙とペン、インクさえあればOKです。
ごそごそと昔の商売道具を引っ張り出し、試してみると錆は出ているものの立派に役に立つではありませんか!

後は、印刷ですが、この頃は当然パソコンなどと高尚なものは持っていません。
PTAの先輩役員に印刷屋さんがおりまして、商談成立。
原稿を描いて持ち込みという昔のパターンの復活です。

カラー印刷はサスガにお高くつきますので、ぬりえよろしく彩色しようと考えましたが、この頃すでに300枚近いハガキを出しまくっておりましたので、とても無理だと諦めて、モノクロ印刷そのままと言うシンプルを売り物にして出し始めました。

受け取った先でお子さんがぬりえの替わりに楽しんでいるという嬉しいお返事もいただきました♪ 何より嬉しかったのはガリ版刷りと違ってこすれて真っ黒になるということがなくなったことです。

モノクロでお出ししていますが、左の画像は軽く色鉛筆で色付をしています。

2002/02/12:記